あ~どうしよう。 ワイシャツの口紅だけならまだしも…あの電話。 色っぽい声だったな。 私と違って大人の女性、ううん、女そのものの声。 あ~嫌だ。 恭介さんを疑ってる自分。 嫉妬深い自分。 恭介さんの愛情は信じてるのに。 マンションの近くの公園のブランコに座り 知らぬ間に涙が…