2月13日



「恭介さん、そろそろ出掛けましょうか?支度出来ました?」


「あぁ」


着替えて出て来た恭介さんは…やっぱりかっこいい!


「ん、どうした?」


ハッ!

いけない。


うっかり見とれてしまったわ。


「い、行きましょうか?」


…ゥン?


恭介さんが私の腕を捉え


「ど、どうしたんですか?」


「ん、お前…真っ赤だけど大丈夫か?熱でもあるんじゃないか?またぶり返したか?」


おでこにおでこを当ててるし。


やだ、よけいに赤くなるじゃない。


「だ、大丈夫です。熱なんてありませんから」


「……」


心配そうに見てるし