「ん」


「えっ?」


何かラッピングされた物を渡された。


「恭介さん、これ」

抱き寄せて耳元で


「25回目の誕生日、おめでとう」


誕生日…


あっ、もう2月7日になってるんだ。


て云うか…恭介さんの風邪騒動で忘れてた。


「あ、ありがとうございます。あ、開けていいですか?」


「ん、開けてみろ」

「はい」


リボンを解いて


「あっ」


中にはアメジストのネックレスとイヤリング


「綺麗…あ、ありがとうございます」


「貸してみ」


ケースごと恭介さんに渡して


ネックレスを取り出して


私の首に掛けてくれた。


そしてイヤリングを耳に


「ん、似合う」


「フフフ…」


「ん?何がおかしい」


「だ、だってパジャマですよ。似合いませんよ」


「そうだな…だが、こうすりゃ似合う」


「えっ? ち、ちょっと…恭介さん」


いきなりパジャマのボタンを外し脱がせた。


「な、何するんですか?」


慌てて両手で胸を隠そうとすると…