「悪かったな」 「恭介さん…」 「これから何があっても出て行くなよ」 「はい。じ、じゃあ」 「ん?」 私の首筋に顔を埋めてる。 「で、出て行けなんて云わないで下さいよ」 「さぁ~な」 首筋に吸い付いてる。 「勝手に出て行った罰な」 「えっ?…ッ」 ―― ―