ガチャッ!


「恭介さん、出来ましたよ」


恭介さんが起き上がり


「はい。一応トーストも持って来ましたが食べれますか?」

「ん、食ってみる」

スープを渡しトーストを食べるのを見ている。


――





何とか食べれたみたいね。


よかった。


体温計を渡し


ピピピピ


「ん」


「37、3゚ですか。微妙にありますね…やっぱり」


「ん?」


薬を渡して


「夜中に私に悪戯しかけたからじゃないですか?」


「ば~か!それを云うならな未遂で済んだから熱が下がんねえんだよ」


へっ?


ニヤッと笑い


「最後までいってたら熱も下がってた」

さ、最後までって…


「クククク…相変わらず真っ赤」


「恭介さん!掃除と洗濯して来ますから大人しく寝てて下さい」


「はいはい」


「はいは一回です」

「やいやい云ってねえで早く済ませて来い」


「は~い」


恭介さんの頬にキスして部屋を出た。