「恭介さん」


「ん?」


まだ胸触ってる。


「む、胸…触っても風邪治りませんよ」

「……」


手が…止まった。


「も、もしですね…触ってて、その…恭介さんが…ですね、ム、ムラムラしたら…どうします?よけいに風邪…酷くなりますよ。熱が上がりますよ」


「クックククク…ハハハ…」


小さく笑ってかと思うと…大爆笑!


「き、恭介さん?」


「ハハハ……こ、降参」


パジャマから手を出し


「お前の勝ちだ。でも、これだけ…な」

一番上のボタンを外して


首筋にキス


――





薔薇を咲かせた。


「フッ」


「恭介さん」


「もう寝るぞ」


「はい、おやすみなさい」


今度は恭介さんに抱き寄せられて…眠った。