テーブルの上には…


「約束だろ」


恭介さんがニヤッと笑い、シャンパングラスにイチゴを入れてシャンパンを注いだ。



「はやく座れ」


「あっ、はい」


私は立ち尽くしたまま


慌てて座り


「ん」


私の手にグラスを握らせ、軽くグラスを当て


「乾杯」


恭介さんのグラスにはシャンパンだけ。


「ん?何してる。飲め」


「あっ、はい」


シャンパンを一口


「美味しい」


「ん」