「じっとしてろ」


「……」


恥ずかしすぎて顔が上げられない。


「フッ」


恭介さんが…優しく体も髪も洗ってくれた。


「さっ、上がるぞ」

「は、はい。キャッ!」


また抱き上げられバスルームを出た。


まるで壊れ物を扱うように優しく拭いて…パジャマを着せてくれた。


「髪乾かせ。風邪ひくぞ」


「は、はい」


恭介さんがパジャマを着る間に乾かした。


「乾いたか?」


「は、はい。き、恭介さん…乾かしましょうか?」


「ん」


恭介さんの髪を乾かし



ピンポーン


あれ?


「あぁ、いい。俺が行くから」


「はい」


恭介さんが出ている間に片付けをして、洗面所から出た。


!!!


「恭介さん」