「今日の二次会…うちの社の連中や俺の友達には紹介つうか披露出来たが、お前の友達には」
「……」
「今日の二次会が合同ってのが分かってたらお前の友達、麻衣さん達も呼べたのに」
「恭介さん…フフフ…ありがとう」
グラスをテーブルに置き恭介さんの首に腕を巻きつけて抱き着いた。
「恭介さんにそう云ってもらえただけで嬉しいですよ。友達にはまたいつか会ってもらえる時もあります。あ、でも」
私を膝の上に抱き上げて
「ん?」
「やっぱり友達には紹介しません」
「なんで?」
「フフフ…恭介さん…かっこよすぎるから…隠しておきます。勿体ないから」
「クククク…ば~か」
額と額を合わせて
「だってかっこいいですよ」
「酔っ払ってるか?」
「さぁ、どうでしょうか?」
そっとキスをして



