「志織ちゃん」
「あ、はい」
瑞穂さんの側に行き
「ちょっとお化粧直してもらおうよ」
「えっ?」
瑞穂さんのヘアメイクをしていた美容師さんが
「どうぞ」
「えっ、でも」
「いいから。ほら二次会には兄さんの友達も来るんだから綺麗な志織ちゃんを見てもらわないと。ね、兄さん」
「俺、誠のとこ行って来るからお前はしてもらえ」
そう云って控え室を出て行った。
「フフフ…兄さん照れてる」
えっ、そうなの?
椅子に座りメイクと髪も整えてもらった。
う~ん、やっぱりプロね。
私がするよりよっぽど綺麗になったわ。
これなら恭介さんも喜んでくれるかな。



