時間通りお式が始まった。 祭壇の前に立つ副社長 やっぱり素敵だな。 でも少し緊張しているみたい。 目が合って私が微笑むと副社長もニッコリと笑い返してくれた。 うん、やっぱり副社長の笑顔は素敵だな。 「ッ!痛い!」 いきなり強く手を握られた。 小声で 「な、なんですか?」 「誠に笑い掛けてるんじゃねえよ」 耳元で怒られた。 「……」 もう、恭介さんったらどうしようもないヤキモチ妬きなんだから。 「分かったな」 「知りません」 そう云って、恭介さんの指に指を絡ませた。