「今の誰だ?」 「えっ?」 恭介さんを見ると…片眉が! 「ん 誰なんだ?」 恭介さんも…ヤキモチ妬きだった。 「ダイビング教えて下さったインストラクターさんです」 「……」 「とってもいい人ですよ」 「……」 「明日『旦那さんと一緒に潜って下さい』って云いに来て下さったんです」 「ん?」 「恭介さんが…女性に囲まれて大変そうだからって」 ちょっと恭介さんを睨む。 恭介さんの眉も下がり、耳元で 「ヤキモチですか?奥様」 「……」 「……」 私、真っ赤!