そんなこんなで今、タイのプーケットに


私にとって海外旅行は大学以来だから嬉しい。



「ウワッ!」


腕を引っ張られ、遂に座らされた。


「今からそんなにはしゃいでどうする」


「はい、すみません」


デコピンされた。


「外に出るか?」


「はい」



私達は、コテージタイプの部屋に泊まってる。


結構広い部屋で、リビングダイニングと簡単なキッチンとベッドルーム


ベッドは天蓋っていうの?まるでお伽話のお姫様が寝るようなベッド。


そりゃテンション上がるわよ。


ホテルの敷地内移動もカート移動。


敷地だって、めちゃくちゃ広いよね~


メインのホテルとコテージタイプが転々とあるんだから…



当然、ホテルのプライベートビーチがある。


でも、もう夕方近いから泳ぐわけ行かないしな。


カートには乗らず散歩がてら歩いてみる。


「明日はダイビングだな」


「はい。楽しみなんだけど私…大丈夫かなぁ」


「お前は体験コースになるからな」


「じゃあ、恭介さんと一緒には出来ないんですか?」


私一人で習うの?


「初めはな。基礎を習っとかないと」


「はぁい」


何だか心細いなぁ。

「クククク…情けない声出すな」


――





その日は、ホテルに食事に行き、少し飲んで


――





眠った。