デザートを食い終わり 「恭介さん、これからどうしますか?」 「お前…具合悪いんなら帰ろうか?」 「えっ?私、どこも悪くないですよ。恭介さんさえ構わないなら、もうちょっとデートしたいです」 赤く顔を染めて俯いた。 何だか俺まで照れてしまう。 「じゃあ少し飲みに行くか?」 「はい。じゃあ行きましょう」 さっさと席から立ち上がり 「恭介さん、早く」 俺を急かす。 ほんとにどうしちまったんだ?