「だってね、結婚式まで日にちが長かったら、兄さんが志織ちゃんに愛想尽かされる可能性があるもの。さっさと結婚して一緒に住んでもらった方がいいわよ。ね、お父さん」
「そうだな。…恭介、式場は探せそうか?」
「今、探してる」
「やっぱり土日よね」
「あぁ、だから、一ヶ月程の土日は空けといてくれ」
やっぱり…
後、一ヶ月程で結婚すんのか。
「兄さん」
「ん?」
「友達にウェディングプランナーがいるんだけど」
「ウェディングプランナー?」
「うん。結婚式のプランをたててくれる人。私達の結婚式も頼んでるんだけど」
副社長と瑞穂さんは今秋に結婚する。
「何なら聞いてみようか?一ヶ月くらいで式が挙げられるかどうか」
「ん…頼めるか」
「オッケー!志織ちゃん、それでいい?」
「はい。お願いします」
全てが結婚式に向けて走り出した。
――
―
その後は、みんな和やかにお食事を。
お父様も社長も副社長も、よく飲んだ。
家のお父さん達と同じくらい強いわ。
お食事も終わり、私が持って来たゼリーやプリンをデザートに食べて
時間も4時近くなった。
そろそろおいとましなければ。



