Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~




「し、社長! も、申し訳ありません」


再び頭を下げまくる。


「いや」


「あ、あ、恭介」


副社長の声に振り返り


「誠、この書類」


「あ、あぁ、こっちへ―高藤はもう帰っていいから」


「高藤さん、もうい、いいから」


?なんだろう、副社長も先輩も焦っちゃって


「はい、じゃあ、失礼します。お疲れ様でした」


部屋を出た。


……





だけど、やっぱりイケメンねぇ。


あんな間近でイケメン見れちゃった。


フフフ…ちょっとラッキー


「どうしたの?何かいい事あった」


あ、営業の先輩


「お疲れ様です。いえ、至近距離で社長の顔を見たから…ホントにイケメンですね」


「えっ?社長を…で、何か云われた?」


何…先輩まで焦ってんの?


「いえ、何も、すぐ副社長の部屋に入られましたから」


「そ、そう」


「はぁ~」なんて溜め息までついてる。


「あ、あの何かあるんですか?」


「へっ?別に…何もないわよ」


ハハハ…なんてとってつけたような笑い。


何かあるの?





【高藤志織 side 終】