警視庁捜査一課の事件録

「なんだなんだぁ?
刑事が迷子かぁ?」


「宮地?」


「刑事が迷子なんて
聞いたことないぞぉ~?」


「くっ・・・」


宮地の嫌味な言い方に
唇を噛みしめる空たち。



「とにかく探しに行きましょう。」


宮地を無視するように
佳歩がそう切り出した。


「そうやね。」


「ちょっと待て!!
刑事の迷子に刑事が探しに行くんか?
おまえらバカか?
捜査はどうするねえん? 捜査は!!」


「くっ・・・」


「そんな迷子になるような
役立たずはほっといて捜査に戻れ!!」


宮地は眉間に皺をよせ怒鳴った。