警視庁捜査一課の事件録

「ここの三階です。」


「わかりました。
私が見て来るんで、
ここで待っててください。」


「はい。」


そう言って千愛はビルに入り、
ゆっくりと階段を上って行った。



静かだ・・・

人の気配はまってたくない・・・

本当に人はいるのか?



千愛は三階の部屋の前に立ち、


コンコンっと、
ドアを二回叩いた。


しかし、なんの返事もない。


千愛はドアノブに手を掛け回すと、
ガチャっとドアは開いた。


開いてる・・・


「お邪魔します・・・」


千愛はゆっくりと扉を開けて中に入った。