警視庁捜査一課の事件録

「零!!」


聞き込みに向かおうとする零を
空が引き止めた。


「そら・・・何や?」


「宮地って普段からああなん?
潤子さんにもあんな態度?」


空には意外な光景だった。
同じ警視庁同士の人間が、
あんなにも嫌味を言われるなんて。



「ああ、そうやで。
いつもあんなんや。」


「そうなんや・・・」


「警視庁内部でもいろいろあるわ。」


「えっ!?」


零はそれだけを言って、
聞き込みへと向かった。


空は零の背中を見て立ち尽くした。


潤子たちにあんな態度を取ったことを
少し悪く思っていた。