警視庁捜査一課の事件録

「ええんよ佳歩。
それより害者の身元はわかった?」


「はい、多田幸男41歳、
大手印刷会社の営業マンです。」


「大手印刷会社・・・」


「潤子、どうする?」



「そうね、栄治たちは
近辺の捜索と、害者の身辺を調べて。」


「わかった。」


「私たち(警視庁)は、
他の二件の殺しの関連を調べましょう。
さぁ、行って!!」


「「はいっ!!」」


何か言いたげな顔の空、
そんな空を引っ張って行く佳歩。



期待してるわよ。


そんな二人を見送る潤子だった。