警視庁捜査一課の事件録

「まぁ、闘争心を持つことはいいことね、
警察官ならそうでなくちゃ。」


「ずいぶん余裕やな?」


「そう?」


「余裕かましてるよ、
足元救われるぞ?」


「フッ、望むところよ。」


「フッ。」


そう言って二人笑った。



「じゃあ、行くわ。」


「うん。」


「頑張れよぉ~。」


「あんたに言われたくない。」


手をひらひらと振り去っていく
栄治の背中を見つめ潤子は笑った。