警視庁捜査一課の事件録

「なっ!!」


「待ってって!!」


「なんでやねん!?」


男たちには聞こえないように
小さな声で話す二人。



「あれ見ろや、9人おるねんぞ!?」


「ああ!? それがどうしたんや?」


「あまりにも相手が多すぎる、
しかもどんな凶器持ってるか
わからんやろ?」


「なんやねんおまえ?
ビビッてるんか?」


「ちゃうわ!!
もし俺らが助けられんかったら、
またみんなの足を
引っ張ることになるやろ?

ここは応援待って、
確実に捕まえるべきや!!」


「くっ・・・」


真人は逸る気持ちをグッと堪えた。