Secret Prince[短篇]




な、何を言い出すの!?




ボッ


顔から火が出そうになる。








というか裕二さんの顔が見えない……







早く断らなきゃ…







「やっ、ちが…」


「そうだって言ったら?」









え……?



私の前に自然に立つ。










「裕二さん?」


「………。」













私の言葉は完全スルー。
ただ望を睨む。













「…そっか。梨華、飽きられないようにな」









ズキン







傷をえぐるかのような言葉に涙が出そうになる。











なんで私、こんな人を好きだったんだろう…









「飽きねぇし。つーか、お前最悪だな。」




「は?意味分かんねー」













望の表情が変わる。





「裕二さん!行きましょっ」


「…は、」












裕二さんの手を掴み、彼に背を向けた。