恋愛革命2☆君の笑顔

今日の運転は、私。

主役のハギを、完全エスコート。

「まずは、ランチしよ」

いつも行ってる、カフェ『ブルーノート』。

真っ黒のラブラトリーが可愛いんだ♪

「いらっしゃいませ~。ハギ、24歳おめでとう」

オーナーの舜くん。

何度も通ってるうちに、仲良くなっちゃった。

「ども~!」

ラブラトリーのハロルとじゃれるハギ。

ハロルは、ハギを自分と同レベルと思ってるみたい。

みんなには出来る「お手」を、ハギにはしないの。

「ハロル。今日は頼むよ。   お手!!」

ほら、今日もハギの右手をペロンと舐めた。

「ハギ、早くお手が出来るといいな」

ドリンクを運ぶ舜くんは、笑いを堪えるのに必死。

「ハロル☆お・手」

「なんでチィちゃんにはするんだよ~ぉ」

「いい子だもんねぇ~」

よしよし、ってハロルを褒めて、ご褒美のチュウ。

「俺は!?」

「犬と競わないの」



まだ、プラトニックな私達・・・・