ピンポーン♪ 突然の訪問に驚く悪友、あかり。 私の泣いた後の腫れた目を 見て慌てて家に入れてくれた。 泣きながら状況を説明する… 背中をさすりながら ゆっくりと相づちをうって 聞いてくれていた。 今まで友達の存在なんて たいして意識していなかったけど この時初めて友達の存在って 偉大だと思った。 私がはなし終わると あかりはいった。 「優里、別れろ。」 「え?」 考えていたとはいえ 突然すぎて驚いた。