そして夜






「…絶対祐はこないね」




「…ですね」






水沢先輩のメールには1通



<やっぱいかなーい>



の言葉があった







「…まぁ祐はしばくとして、




もうかえろっか」






やっぱり水沢先輩は乗り気じゃない






「…水沢先輩って



お化けとかだめですか?」






僕は勇気を出して言った










すると






水沢先輩は笑いだした









「…違うよ


実はお化けの正体知ってるんだ…」









そういって水沢先輩は歩きだした








「まぁ隆次君には教えてあげる」







そういった水沢先輩に僕はついていった