「…音が聞こえるんです


綺麗な…ピアノの音が」







ぞくっ





背筋が凍った







「…じゃあ自分たちで確かめなさいよ












…もしかしたらお化けじゃないかもしれないじゃない」












何故か水沢先輩は切なそうだった















「だけど…気になるんです





お願いします!写真を撮ってください」















「いや「喜んで受けましょう」…祐」






いつの間にか帰ってきた宮地先輩が水沢先輩の言葉を遮った