「隆君が怪我したっていうのも知ってた



でも怪我が治ってるのも知ってた





私の親…が、やってる病院に隆君が来てて…」









「…先輩









先輩もお嬢様じゃないで「そこはいいから」









すると水沢先輩は話を続けた








「だから…写真部に隆君が来た時は


嬉しかったけど、悲しかった






ああ、もうあの走る姿は見れないんだーって








ごめんね、隆君の事なのに」


「本当ですよ」





俺は静かに笑った









「こんな事言いたくないですけど










水沢先輩には関係ない」