先輩の横顔は綺麗で



思わず見惚れていた








「…ここね、ある人に教えてもらったの」







「…ある人?」








「…ずっと前


だから覚えてなかったんだけど


思い出した」








「…そうなんですか」




すると水沢先輩は静かに言った








「…ねぇ、隆君




この景色見て何か思わない?」







「…綺麗ですよね




綺麗って言葉では収まらないくらい綺麗です」








すると水沢先輩は視線をカメラから俺に移した










「…そうじゃなくて」