数分歩いていると








海の見える丘に着いた







ただの海じゃなかった







水面が太陽の光を反射して


キラキラ輝いて



目を開けるのが辛いくらいだった














(…綺麗)


キラキラ輝く海も



優しく笑う水沢先輩も









「…隆君、出てきたら?」








水沢先輩の声が聞こえた











やっぱり気付かれていた