雫はパソコンのキーを叩き、さくらんぼのチャットルームにたどり着いた。
キリマンは10番目の部屋に、すでに入室していた。
雫はキリマンに文字で話し掛けた。
「今日は、キリマン」
「私の事、覚えてくれたのね」
「ようこそ、メッキー」
「僕はてっきり忘れられたと思っていたよ」
「私はキリマンの事、忘れないわよ」
「絶対にね」
「僕だってメッキーの事、覚えているよ」
「永遠にね」
「あれから、何か変わった事あった」
「別に」
「メッキーは」
「私だって同じよ」
「仕事の方はどう?」
「いい就職先見つかった」
「大半が書類選考で不合格」
「就職なんて出来そうにないよ」
「それじゃ、どうするの」
「自分でやるしかないかな」
メッキーから鋭く質問されて、信彦は本音を吐露してしまった。
キリマンは10番目の部屋に、すでに入室していた。
雫はキリマンに文字で話し掛けた。
「今日は、キリマン」
「私の事、覚えてくれたのね」
「ようこそ、メッキー」
「僕はてっきり忘れられたと思っていたよ」
「私はキリマンの事、忘れないわよ」
「絶対にね」
「僕だってメッキーの事、覚えているよ」
「永遠にね」
「あれから、何か変わった事あった」
「別に」
「メッキーは」
「私だって同じよ」
「仕事の方はどう?」
「いい就職先見つかった」
「大半が書類選考で不合格」
「就職なんて出来そうにないよ」
「それじゃ、どうするの」
「自分でやるしかないかな」
メッキーから鋭く質問されて、信彦は本音を吐露してしまった。

