恋愛短編




せっかくふたりで話てたのになぁ…


すっかり私抜きの会話になってしまった



「誠」って名前で呼んでる。



机の中に手を入れるとそこには変わらず神崎くんの生徒手帳。



昨日までは、隣にいるだけで苦手だったのに…



話かけられて、怯えるほどだったのに。




今はふたりで話せない事に残念に思ってる。




認めたくないけど。
昨日までの私じゃ信じられない事だけど。





多分……恋をしてしまったらしい。