恋愛短編



家に帰ると私は読み掛けの本に手をかけた


少しボロボロになってるカバーを貸すならもっと綺麗に扱えば良かったと後悔……



いつも私が本の話をすると周りはあまり興味なさそうにしてたけど




こんなの初めて…






嫌いだったはずの彼の事がこんなにも気になる存在になるなんて…





生徒手帳…返さないとダメだけど…返しちゃったらもう関わりがなくなってしまうかも…




私は恋をするのは初めてじゃないからこの気持ちの高まりは何なのか分かる…




優しく笑っていた彼が虐めっこに変わった彼が私の初恋だった。