恋愛短編



授業も終わり


「しら……」



神崎くんの言葉を最後まで聞かず、即席に席を立った。



神崎くんが私を呼び止めたい理由は、きっと昨日の放課後のこと。




私の気持ちは、ばれた。
だから、後は降られるだけ……



往生際が悪いけど、「ごめん」なんて聞きたくない。


もう少し……。もう少し、気持ちの整理がついてから。
そうじゃないと、今の私じゃ顔を見ることも出来ない。



何度も避けて、嫌な思いさせちゃってるかもしれない。
川口さんにも。



嫌われちゃうかな。
嫌わないでほしいな。



………本当、自分勝手だ。