「やべーノート全然書いてねぇや…書いてる?」 「え、あっ…うん、一応」 「じゃあさ、あとで貸してくれない?俺また一眠りするし」 ……まだ寝るの? 「私でいいの?」 神崎くんいっぱい友達いるのに… 「うん。白石のノート綺麗そうだし。見やすそう」 いつまにか呼びすて… 「じゃ、おやすみー」と、神崎くんはまた机に顔を伏せた。