「優衣、真っ赤」



さらに真っ赤になり口をパクパクしてる。


……もう、限界だ。



「優衣、ゴメン……。俺「「ガラッ


「「わあ!!」」



あわてて優衣を離し、ドアのほうを向くとそこには先生がいた。
今めっちゃいいところだったのに!!
……ある意味助かったかも。



「おー、大輝お疲れ。
 もう帰ってもいいぞー。
 って、畠山もいたのか、気を付けて帰るんだぞー、じゃ」


「ささささ、さよーならー((汗」


「さようなら//」


焦ってうまく返せたかわからないけど……、バレなかったよな?



先生が去った後、しばらくの沈黙。



「ゆ、優衣もうかえろっか」


「う、うん///」


「俺送るから//」


「ありがとう/////」