そして俺は今来た道と

同じ道を帰った。


あ、でもこのままじゃ

もう話せないかもな…

とか思った俺は帰り際に

振りむき

「また俺の事みててね☆」

とでも言っといた。

したら後ろから


「み、みてるわけじゃないんだから!

 ただ、校庭をながめていただけなんだから!

 相太君の、ば、ばか!!!」


…まぁいっか。


そのまま先輩は反対の方向へと

走って行った。


「…おもしれぇ…っ」