唇を離す。 しかし、布団の中で美海の表情は見えない。 「顔、見たい。」 俺は、布団を引き剥がす。 慌てて、美海は布団を離すまいと必死に掴むがもはや、手遅れ。 「ククッ……真っ赤。」 美海は、林檎の様に顔を赤らめ恥ずかしそうに顔を俯かせていた。