海の恋人~人魚姫×最強総長~ 【下完】




唇を離す。


しかし、布団の中で美海の表情は見えない。



「顔、見たい。」



俺は、布団を引き剥がす。

慌てて、美海は布団を離すまいと必死に掴むがもはや、手遅れ。



「ククッ……真っ赤。」



美海は、林檎の様に顔を赤らめ恥ずかしそうに顔を俯かせていた。