「あー、早く起きてくれ。」



今のこの状態は、まるで生き地獄。


俺の願いは珍しく通じた様で。


パチッと突然瞼を開き、赤くなり直ぐに布団を被った。


ククッ…可愛い奴。



「美海、顔出せ。」


「…ハズカシイデス、」



と、ロボットの様な返事がモゴモゴと聞こえた。