「中途半端な気持ちで俺の場所に来るんじゃねえよ!俺は、お前を見るだけで苛苛する。」 「中途半端…なんかじゃないですっ!」 「五月蝿え…」 バンッ 一瞬で、目の前に海斗さんの顔がアップで写る。 ……私、海斗さんに押し倒されているんだ。 よーく見ると、海斗さんの目元には、うっすらと涙が浮かんでいた。