店の奥に進み、隠し部屋?みたいな所に入ると、そこにはソファが並べられ、高級そうな家具が配置された、大きな個室。 私は、ゆっくりとソファに降ろされ、私の横に海斗さんはドサッと堂々と足を組み座る。 「……こういう場所に一人で来るなと言った筈だ。」 「…ご…めんなさい…っ」 海斗さんの顔は私と違う方向を向いているので、表情は見えないが…きっと、怒っている。