「美海……!?」 聞き覚えのある声が、耳に届く。 あぁ…よかった、海斗さんが私を助けてくれる…。 私の体を触っていた男の人達は、一気に鈍い音と、共に視界から消え。 私の視界に再び現れたのは…額にうっすらと汗をかいた海斗さん。 「……大丈夫か?」 言いながら、海斗さんは私をお姫様抱っこする。 「マスター、こいつVIP室入れるから。」 「あ…あぁ。」 と、さっきの店主さんに言った。