ドアを開けた瞬間、


耳に入る騒々しい音楽。


汚い笑い声や、卑劣な声。


本当に海斗さんがこんな場所に…?


そう、思わず疑ってしまう程。



私は、恐る恐る足を踏み入れる。


一気に私に視線が集まる。


「す、すいません!」



そんな視線に負けず、私はこんな場所で声を張り上げる。