海の恋人~人魚姫×最強総長~ 【下完】




「………美海?」



手を繋ぎながら俺の一歩後ろを歩いていた美海の足が突然、止まる。


俺は後ろに引っ張られる感じになってしまう。


声をかけても停止したまま。


美海は一点を見つめている。



俺は、美海の視線を辿る。