「私はッ、どうすれば…!」



頭が、回らない。


人肌が恋しい。



「今、国を救い出す事が出来るのは貴方しかいません。」


「でも……」



非力で、自分の事も守れない私にそんな事が成し遂げられるのだろうか。


考えれば、考える程


不安に、なった。