「少し、外の空気吸ってきますね!」 勢い良く椅子から立ち上がり、玄関の傘立てにさしてあった透明傘を1本引き抜いてドアを開けた。 「美、美海~!?」 光くんの声が私の居ない倉庫に…大きく響いた。 そんな事、私は知らずにあの人の元へと走った。