何時だって共に過ごした。 私の専属執事、ハル。 産まれた時から今までいっさい性格は変わらず、とても真面目で何時も助けてくれた。 「そう呼んで下さるのも久しぶりですね。」 何時もは硬い表情が、少し緩む。 ハルル、は私が3歳の時に付けたあだ名。 「貴方の故郷は、此処ですよ。」