海の恋人~人魚姫×最強総長~ 【下完】




「゛人魚゛と言いたいのですか?」


「はい、勿論。」



男は普通じゃないその言葉に表情一つ変えなかった。


有り得ない。


私が人魚だなんて。


人魚なんて、居る筈無い。


パニックに陥る私はそう、思ってしまった。