「ひっ……!」



背後に人が立っていた事に気付き変な声を上げてしまう。



「クスッ……」



小さく笑い声が聞こえた。

ゆっくりと後ろを振り向くと、そこにはピシッとスーツを着こなした男の人が立っていた。



私と同じ、蒼い瞳。


見とれてしまう程、綺麗な男の人だった。