「外、寒いですよね」




「だろうね。」




「風邪、引いちゃいますよね。」




「だろうね。」




「傘、欲しいですよね。」



「だろうね。」






何とも深みの無い、単一な光くんと私の会話。



そして、私は答えが出た。